宝満山の伝説(益影の井)

影が若く健康に見える益影(ますかげ)の井「変若水(おちみず)」がある。(万葉集:巻13)(九州の名水百泉)
お爺さんは青年になったが、お婆さんは飲みすぎて赤ん坊になったという笑い話がある。
筑前名所図会(奥村玉欄)
峯の東に岩穴より湧出す天然の井泉なり。
その水清潔にして常に増減なし。
人この水に影をうつせば、老顔も少壮のごとし。
故に益影の井という。
社家の説に昔、天の神出胎の時、この水を用いて浴したまうと言い伝う。
また応神天皇宇美にてご誕生の時、この井の水を汲んで産湯としたまうという。
宇美八幡宮では応神天皇の産湯を益影の井から汲みだしたという。
神功皇后は応神天皇を、新羅征伐の帰途に筑紫で生んだとされている。
その地は宇美(うみ)と名づけられた。
粕屋郡の蚊田(宇美)で生まれた誉田別皇子(応神天皇)は、この湧き水を蚊田邑の湯沸山で沸かし、お宮の湧水を混ぜて産湯に浴したという伝承が宇美八幡宮の縁起にのこっている。
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